IT業界に興味があるけど常に勉強し続ける必要があると聞いて大変そう・・・
勉強が苦手な人におすすめの勉強方法はある?
IT業界は常にトレンドが変わったり、最新技術が次々と登場したりと変化の激しい業界のため、常に勉強し続ける必要があります。
しかし、IT業界に興味のある方のなかには、勉強が嫌いでうまくやっていける自信がないと不安に感じている方もいるでしょう。
そこで、勉強が嫌いな人でも取り組みやすい方法を押さえておくと、モチベーションを維持しつつ勉強に取り組めます。
- IT専門の学校やプログラミングスクールで勉強する
- 動画学習や書籍などを活用する
- 業務を通じてスキルを身につける
この記事では、IT業界に興味があるけど勉強は嫌いな人に向けて、IT業界に必要なスキルやおすすめの勉強方法を詳しく解説します。
勉強嫌いでもIT業界では勉強が重要な理由
勉強が嫌いでもIT業界で働くためには、次のような理由から勉強が重要です。
それぞれ詳しく解説します。
内容を確認し、IT業界での勉強の重要性を理解しましょう。
筆者も勉強嫌いなので毎日苦労しています・・・笑
知識・スキルが業務に直結する
勉強嫌いでもIT業界で勉強する必要がある理由として、身につけた知識やスキルが業務に直結する点が挙げられます。
- プログラミングスキル
- ITインフラの知識・スキル
- 情報セキュリティ
- 新技術の知識・スキル
- データベース操作のスキル …etc
ITエンジニアといっても複数職種があるため求められるスキルは異なりますが、いずれも勉強しておかなければなかなか身につけづらいといえるでしょう。
実戦で知識やスキルを磨く方法もありますが、基礎的な知識を身につけているだけで、成長スピードも大きく異なります。
業務でわからない部分が出てきたら上司に聞くだけではなく、家に帰ってからも復習すると良いです。
IT業界は技術の入れ替わりが激しい
IT業界は技術の入れ替わりが激しい点も、勉強が重要な理由として挙げられます。
AIやVRなどの技術が続々と登場するIT業界では、つい最近まで使われていた技術がいきなり使われなくなるなどの事態が珍しくありません。
- AI
- IoT
- メタバース
- VR・AR
- DX …etc
AIやVR以外にもメタバースやIoTなど、今後もより多くの技術が発展していくと考えられており、ついていくためには継続的な学習が必要になります。
新業務に携わるためには知識・スキルが重要
IT業界では、新業務に携わるためには知識やスキルを磨くことが重要です。
実力主義の企業も多く、本人の実力に応じて業務を割り振られるためです。
知識やスキルを磨かずに現状維持のままでは、同じような仕事しか割り振ってもらえずに、将来のキャリアに影響を及ぼす可能性があるでしょう。
また、日常的に進化を続けるIT業界で活躍するためには、自ら最新情報をリサーチし、知識のアップデートが重要です。
- 技術ブログ
- ITニュースアプリ …etc
技術ブログやITニュースアプリを利用するなど、最新情報の取得方法は複数あるため、日常的にチェックする習慣をつけておくと良いでしょう。
IT業界で求められるスキル
IT業界では、主に次のようなスキルが求められます。
どのようなスキルを身につける必要があるのかを確認し、優先的に身につけておくようにしましょう。
IT知識全般
IT業界で働くためには、ITの基礎知識全般を身につける必要があります。
- コンピューターの基本構造
- ネットワークの仕組み
- アルゴリズム
- 情報セキュリティの基礎 …etc
身につける知識は多岐に渡りますが、基礎知識が身についていると業務にそのまま活かせるほか、応用力も身につきます。
書籍や動画での学習はもちろん、ITパスポートや基本情報技術試験などのIT知識全般を問われる試験で実力を試すのもおすすめの勉強方法です。
プログラミングスキル
IT業界で活躍するためには、プログラミングスキルも重要です。
- Java
- Python
- C
- JavaScript …etc
プログラミングスキルを身につけておけば、自身でアプリケーション開発したり、既存システムの改修をしたりすることができます。
高度なプログラミングスキルがあればフリーランスとしての活躍も可能です!
プログラミングの学習はIT業界未経験の場合は難しいと感じる場合が多いですが、継続的に学習を続けていると身につけられます。
論理的思考能力
IT業界では、論理的思考能力も重要です。
プログラミングやシステム設計などでは、論理的に物事を考えて設計やものづくりに取り組む必要があります。
また、バグが発生した場合は問題の原因を正確に特定し、なぜ発生したのかを分析して修正し、再発防止に努めなければなりません。
そのため、IT業界では論理的思考能力も重要であると考えておきましょう。
コミュニケーション能力
IT業界に限りませんが、業務を円滑に進めるためにはコミュニケーション能力が重要です。
- 情報共有を正確におこなう必要がある
- 他部署やクライアントの意図を汲み取る
- 社内の人間関係を円滑にする …etc
PCと向き合う仕事のためコミュニケーション能力が不要と考えられがちですが、上記のようにコミュニケーション能力が必要になる場面は複数あります。
プロジェクトもチーム単位でおこなうことが多いほか、クライアントとの打ち合わせもあるため、IT業界ではコミュニケーション能力が高い人が重宝されるでしょう。
勉強が嫌いな人でも実践しやすい勉強方法
勉強が嫌いな人でも実践しやすい勉強方法は、次のとおりです。
IT業界に興味はあるものの勉強が苦手でやっていけるかどうか不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。
IT専門の学校やプログラミングスクールで勉強する
勉強が嫌いな人は、IT専門の学校やプログラミングスクールでの学習がおすすめです。
- ITの基礎知識やスキルを効率よく学べる
- 実践的な学習ができる
- 同じIT業界を目指す人と勉強に取り組める
ITの基礎知識やスキルが学べるほか、プログラムを実際に作成するなどの実践的な学習ができるため、知識・スキルが定着しやすいです。
また、同じIT業界を目指す仲間と勉強に取り組むため、高いモチベーションを維持しつつ勉強に取り組めるでしょう。
筆者もIT専門学校を卒業していますが、わからない部分は仲間に頼りつつ成長できたと実感しています!
動画学習や書籍などを活用する
動画学習や書籍などを活用しての勉強もおすすめです。
- 低コストで勉強できる
- 自分のペースで進められる
書籍や動画での学習は、専門学校やプログラミングスクールと比較して低コストで勉強できます。
また、書籍や動画での学習は自身のペースで無理なく勉強できるため、日常生活が忙しい方にもおすすめです。
業務を通じてスキルを身につける
実際に、IT業界で働くなかでスキルを身につけることも重要です。
- 問題解決能力が向上する
- 書籍や動画学習などで足りない部分が見えてくる
- プロジェクトの進行方向などがわかる …etc
書籍や動画などでの学習と現場はイメージが大きく異なる場合が多く、IT業界でスキルアップしたい方は現場での実践経験が必要になります。
プログラミングスキルの向上だけではなく、IT業界に必要な問題解決能力やプロジェクトの進行方法なども身につけられるためおすすめです。
勉強が嫌いな方がIT業界で働くための方法
勉強が嫌いな方がIT業界で働くためには、次のことを意識しておきましょう。
それぞれ詳しく解説します。
自分に適した勉強方法を見つける
勉強嫌いな方がIT業界で働くためには、自分に適した勉強方法を見つけることが重要です。
専門学校やプログラミングスクール、動画学習など勉強する方法は複数あります。
たとえば、自身のペースで無理なく学習を進めたいと考えている方は、動画学習や書籍などを活用しての勉強が向いているといえるでしょう。
どのような勉強方法が自分に適しているかを考え、無理のないように勉強に取り組むようにしましょう。
身につけるべきスキルを明確にして効率よく勉強する
IT業界で働き続けるために必要なスキルを明確にして、効率よく勉強することも重要です。
- プログラミングスキル
- コミュニケーションスキル
- 問題解決能力
- 論理的思考能力
- ITインフラに関するスキル
- 情報セキュリティスキル …etc
多くの分野があるため、一気にすべての知識・スキルをインプットするのは困難といえます。
インフラエンジニアを目指す場合は、ITインフラに関するスキルや問題解決能力が必要になるなどのように、自身が今後実現したいキャリアに活かせるスキルを洗い出すようにしましょう。
IT業界の先輩から学ぶ
IT業界の先輩から学ぶことも、IT業界で働き続けるためには重要です。
先輩に話を聞くと、自身の経験や取得した知識・スキルを共有してもらえる可能性があります。
どのような勉強方法でスキルアップしてきたのかなども教えてもらえるため、自身がIT業界でスキルアップするためのヒントをもらえる可能性があるでしょう。
身近に勉強嫌いでスキルのある先輩がいると、よりイメージが湧きやすくなるかもしれません!
IT業界に興味があるけど勉強が嫌いに関するよくある質問
ITエンジニアの平均勉強時間はどのくらいですか?
経済産業省の「我が国におけるIT人材の動向」によると、業務外での週平均勉強時間は次のとおりです。
- 先端IT技術者:2.7時間
- 先端IT非従事者:1.0時間
実際に働く方でも勉強時間はそれほど多くないため、勉強が嫌いな方でもあまり気負いすぎずにIT業界を目指してみるとよいでしょう。
IT業界で勉強しない末路はどうなりますか?
IT業界で勉強をしないと、次のような末路を迎える可能性があります。
- より勉強が億劫になる
- 転職難易度が上昇する
- 仕事を苦痛に感じる
IT業界では新技術やツールなどはじめて触れるものが多く、その都度勉強しなければキャリアアップにつながりません。
そのため、わからないまま仕事を続けているとチームに迷惑をかけたり、ミスを繰り返したりと仕事が苦痛に感じるようになります。
また、より勉強が億劫になる、市場価値を高められずに転職難易度が高くなるなどの末路も考えられるため、積極的に勉強する姿勢が重要といえるでしょう。
自身に適した勉強方法を見つけてIT業界で活躍しよう!
IT業界で働き続けるためには、自身に適した方法での学習が重要です。
さまざまな勉強方法がありますが、現状どのようなスキルが必要なのかを分析し、効率よくスキルを身につけるようにしましょう。
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