転職エージェントは、転職活動にあたり、書類添削や面接対策など転職活動をサポートしてくれる心強い味方です。
しかし、転職エージェントも人間であり、人によっては合わずに偉そうでむかつくと感じる場合もあるでしょう。
転職エージェントを快く利用するためには、えらそうな転職エージェントの特徴を理解し、対処法法について学ぶべきです。
本記事では、えらそうな転職エージェントの特徴や対処法方について詳しく解説します。
えらそうだと感じる転職エージェントの特徴
えらそうな転職エージェントの特徴を次にまとめてみました。
- 上から目線で関わってくる
- メールや電話での連絡がしつこい
- キャリアアドバイザーが実力不足
- サポートが親身でない
- 希望通りの求人ではないものを紹介してくる
それぞれ詳しく解説します。
上から目線で関わってくる
転職エージェントがむかつくという人の中でよく耳にするのが、上から目線でえらそうという意見です。
また、高望みしすぎやその考え方では、転職なんて・・・。といったことを言われることがあります。
とくに、転職がしたくて少し焦っているときだと、普段なら何とも思ないことでもむかつくこともあるでしょう。
相手も仕事なのだから、少しぐらい気を使って対応してもらいたいものです。
偉そうなことを言いながら、希望とは全然異なるブラック企業の求人を紹介してくるケースもあるため、注意する必要があります。
えらそうな言葉の節々からも、手に入れることができる情報がありますので、有効活用しながら、変更を申し出ましょう!
メールや電話での連絡がしつこい
メールや電話での連絡がしつこいこともむかつく転職エージェントの要素の一つです。
転職エージェントの担当者が、自身のペースに関係なく頻繁にメールや電話をしてくることがあります。
仕事中などに関係なく連絡がくるため、「今じゃない」と感じてしまい、むかつくこともあります。
転職エージェントの連絡が多い理由としては、求職者が応募した企業から早めの返事が欲しいと依頼されていることがあるため、覚えておきましょう。
こちらが、「早めに連絡が欲しい」と言っている場合もありますので、最初に伝えることには気を付けておきましょう!
キャリアアドバイザーが実力不足
キャリアアドバイザーが実力不足な点も、偉そうでむかつく要因の一つです。
たとえば、応募資格を満たしていない求人を紹介されたり、明らかな知識不足で説明がよくわからないことがあります。
未経験の業界に応募する際に、キャリアアドバイザーの業界知識が不足していると、頼りにならず不安に感じることもあるでしょう。
ただし、転職エージェントのなかには特定の業界に特化したものもあるため、IT業界であればIT特化型のエージェントを利用するなどすれば、効率的に転職活動が進められます。
実力不足で頼りないと思ったら、担当の変更を申請するのも一つです!
サポートが親身でない
サポートが親身でないこともむかつく理由の一つです。
対応がマニュアル通りであったり、そっけない言動をとられたりすることがあります。
マニュアル通りなら、AIでもできるため、転職サイトを利用して自分で調べた方がいいのではないかと思ってしまいます。
こちらの意欲がみえないことが、要因の一つになりえることもありますので、積極的な行動をすることも大切です!
希望と的外れの求人を紹介してくる
転職エージェントのなかには、希望と的外れの求人ばかり紹介してくるところもあります。
年収をあげたい、取り組みたい仕事内容について伝えていても、経歴とマッチした通過しやすそうな求人しか紹介してもらえない場合があります。
優秀な転職エージェントの場合は、経歴から潜在的なポテンシャルを見出し、ポテンシャルを活かせそうな求人を紹介してくれるでしょう。
転職エージェントを利用する際は、通過しやすいような企業ばかり紹介しているところは避けることが無難です。
もう一度、こちらの希望を伝えることで様子見し、それでも変わらない場合は、変更申請しましょう!
内定を急かしてくる
内定を急かしてくる転職エージェントは、むかつく要素の一つです、
期限が迫っていますよ、異なると内定がもらえなくなる可能性がありますよなどと転職エージェントが急かしてくることがあります。
内定を断ったのにもかかわらず、私があなたの立場なら転職しますよなどと強気に出てくるタイプもいるため注意が必要です。
転職エージェントの対応に異変を感じたら、担当者の変更をお願いしたり、別の転職エージェントを利用するようにしましょう。
えらそうだと感じる転職エージェントが存在する理由
えらそうな転職エージェントの特徴を見てきました。
次は、えらそうな転職エージェントが存在する理由について、次にまとめました。
- 企業から手数料をとるビジネスモデル
- キャリアアドバイザーにノルマが課されている
それぞれ詳しく解説します。
企業から手数料をとるビジネスモデル
出典:マイナビエージェント
転職エージェントのビジネスモデルは、企業から採用条件を確認し、確認した内容をもとに求人情報をデータにします。
データ化した求人情報から、求職者の条件に合った求人を紹介し、転職をサポートするといったものです。
転職エージェントは、転職者と企業で雇用契約が成立すると、利益が得られます。
成功報酬といわれるもので、転職者の年収の3割から4割ほどがもらえる仕組みなので、転職者は無料で利用できるというものです。
転職エージェントに報酬を支払うのは企業のみであるため、報酬を得るために求職者への対応が雑になりがちです。
だからといって、転職者をないがしろにしていいわけではないのですが・・・。
キャリアアドバイザーにノルマが課されている
偉そうな転職エージェントが存在する理由として、キャリアアドバイザーにノルマが課せられていることが挙げられます。
転職エージェントは奉仕活動ではないため、収益を上げる必要がある職種です。
そのため、高いノルマがキャリアアドバイザーに課されることになります。
ノルマの内容については、転職を成功させた人数や仲介手数料の合計を目標にするケースなど、企業によって異なります。
いずれも、仲介が成立しない限りは目標を達成できないため、報酬を得るために見当違いな求人を紹介されることもあるでしょう。
転職エージェントも大変だなと思うことで、少しはむかつく感情も収まるかもしれませんね。
むかついても転職エージェントを利用した方がいい理由
えらそうな転職エージェントがいる中で、それでも利用した方がいい理由については、次のとおりです。
- 転職サイトと比較して求人数が多い
- 企業に関するさまざまな情報を得ることができる
- 親身に対応してくれる転職エージェントもいる
- 不採用の理由がわかる
それぞれ解説します。
転職サイトと比較して求人数が豊富
転職エージェントと似たようなものに、転職サイトがあります。
転職サイトの場合、求人情報が掲載されているだけであり、基本的に自身で転職活動をおこなうため、えらそうな転職エージェントと絡む必要はありません。
一方で転職エージェントの場合は、キャリアアドバイザーとの関わりが発生しますが、転職エージェントのみが扱う求人を提示してもらえます。
転職サイトでは、だれでも応募できてしまい、応募者が増加し企業側の選定が難しくなります。
転職エージェントの保有する非公開求人は、非公開にしておくと、転職エージェントを利用しない限りたどり着けないため、応募者を絞り込むことができるという仕組みです。
各転職エージェントのサイトには、非公開求人数が載っていますので、利用するときの参考にするといいでしょう!
企業に関するさまざまな情報を得ることができる
転職エージェントを利用すると、企業が表に出していない情報を手に入れることができます。
例を挙げると、次のとおりです。
- 平社員の平均年収
- ボーナスの平均
- 平均残業時間
- 残業代の有無
- 有休の取得率
表にはなかなか出にくい情報で、転職時の企業選びに、重要な情報になってきます。
知りたい情報があれば、転職エージェントに聞けば知ることができることも多いので、有効活用していきましょう!
親身に対応してくれる転職エージェントもいる
えらそうな特徴の一つにサポートが親身でないというものがありましたが、全員が全員そうではありません。
たまたま最初のエージェントが親身でなかっただけの場合もあります。
良い転職エージェントを選ぶことができれば、転職の際に大きく役に立ちますので、さまざまな転職エージェントと関わってみましょう。
あちらも人間ですので、合う合わないはあると思いますので、合う担当を選ぶのも大切ですね。
不採用の理由がわかる
不採用の理由がわかることも大きな利点の一つです。
転職活動で、一回で転職先が決まれば何の問題もないのですが、中には何度も失敗している方も残念ながらいます。
不採用の際には、企業からは理由は基本的に聞くことができませんので、どこを直せばよいのかがわかりません。
しかし、転職エージェントは、不採用の理由を知らされており、その理由を聞けば教えてもらうことができます。
不採用の理由を次に生かしていかないと、また同じ失敗をするだけです。
えらそうな転職エージェントの対処法
えらそうな転職エージェントの対処方法は次のとおりです。
- 担当の変更願を出す
- 自分の希望を明確に伝える
- 担当者に不満を伝える
- 転職エージェントを複数利用する
それぞれ解説します。
担当の変更願を出す
転職エージェントが偉そうでむかつく場合の対処法として、担当者の変更願を出すことが挙げられます。
転職エージェントと一括りにいっても、担当によって全然違ってきます。
要望を聞いてくれないことや連絡の頻度でむかついたりする場合もあるでしょう。
要望を汲み取ってもらえない場合や相手の業界知識が乏しく期待している答えが得られない場合は、遠慮せずに担当者の変更願を提示しましょう。
また、転職エージェントも人間ですので、転職者との相性も絡んできます。
態度にむかつくことや言葉遣いにむかつくなどという場合は、改善を簡単にできるものでもないと思われるので、早急に変更願を出すことをおすすめします。
人と人がかかわるのだから、相性が悪い人はとことん悪いですので、双方のためにも変えた方がいいです!
自分の希望を明確に伝える
転職エージェントを使い倒すなら、自分の希望はすべて確実に明確に伝える必要があります。
常識の範囲内なら、多少求めていることが多くても問題はないでしょう。
提示した条件の企業がないなら、ないとはっきりいってもらえるため、一度すべての希望を伝えてみることをおすすめします。
希望を話すことで、自身が何を考えているのか、望んでいるのかを客観的にみることができ、自己理解にも繋がります。
先に伝えておくことで、二度手間にもならず双方にもメリットになります!
担当者に不満を伝える
求職者にとっては、転職エージェントの存在は将来を左右する重要な人物です。
そのため、取り返しがつかなくなるまえに自身が担当者に対して不満がある場合は、明確に伝えるようにしましょう。
感情的になり、むかつく、えらそう、うざいなどと伝えるのではなく、大人な対応を心がけましょう。
たとえば言い方がむかつくのであれば、「言い方がきついと萎えてしまうため、もう少し柔らかい言い方にしてほしいです」などです。
不満を伝えれば、転職エージェントも自身の悪い部分を見つめ直し、改善してもらえる可能性があります。
転職エージェントを複数利用する
転職エージェントは、複数利用することをおすすめします。
転職エージェントは、各社によって持っている求人が違うため、希望に即した求人が片方ではなくても他ではある可能性があるためです。
また、担当者によってもアドバイスをしてくれる内容が違うことがあるため、さまざまなアドバイスを聞くことのできるチャンスでもあります。
少しでも希望に近い求人に出会うためにも、複数利用をしてみてください。
相性のいい担当者と転職活動をすることで、成功にも繋がるでしょう!
転職エージェントのメリット/デメリットについては、以下の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
自分に合う転職エージェントを見つけ使い倒そう
- 転職者との関わり方の問題で、むかつくことが多い
- 転職エージェントも焦っている場合がある
- むかつく転職エージェントがいるのも事実だが、それでも利用しない手はない
- 担当の変更や複数利用によって使い倒そう
転職を成功させるうえで、転職エージェントを利用することはとても有効的な手段の一つです。
しかし、えらそうでむかつくこともあり、逆にストレスに感じてしまうこともあるでしょう。
そのような場合でも、本記事で紹介した対処方法も使いながら、どんどん使い倒していきましょう。
良好な転職エージェントの方も多いため、積極的に頼りながら転職を成功に導いていきましょう。
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- 経験やスキルにマッチした求人紹介を受けられる
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転職エージェントの態度が偉そうで利用したくない場合は、転職サイトのみを利用するなど、ニーズに合わせて使い分けられる点が大きな特徴です。
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ポテンシャル採用の求人をメインで取り扱っているため、未経験の業界・職種に挑戦する方にもおすすめです!
転職エージェントの利用がうまくいかない場合に転職活動を成功させたい場合は、転職サイトと転職エージェントのいいとこどりが可能なJobuddy(ジョバディ)をぜひ利用してみてください。
\転職サイトと転職エージェント両方のいいとこどり/
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