介護職はやめとけと言われる理由は?体験談や良好な職場環境への転職方法を紹介!

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少子高齢化の進む現代では、介護職は市場価値の高い職種ですが、「やめとけ」と言われることが多いでしょう。

介護職は、離職率が高く人手不足で忙しいことや、人間関係や給与などの労働環境が悪いことが原因でやめとけと言われることがあります。

本記事では、介護職がやめとけと言われる理由や良好な職場環境への転職方法について詳しく解説します。

また、SNSなどから調査し、実際に介護職として働く方の体験談もあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

介護職はやめとけと言われる理由

介護職はやめとけと言われているのには、次のような理由が考えられます。

  • 離職率が高いと思われている
  • 人で不足で忙しい
  • 労働条件・労働環境が悪い
  • 仕事量と給料が見合っていない

それぞれ詳しく解説します。

離職率が高いと思われている

介護職は他の多くの職種に比べて離職率が高いと考えられており、公益財団法人の調査では約15年前に離職率が20%を超えていることがわかります。

現在の介護職の離職率は、減少傾向にありますが、15年前についたイメージを払拭することができていないのでしょう。

また、減少傾向にあるだけでなく、他の職種と比較しても、離職率は平均的です。

ポンポル

一度ついたイメージを払拭するのは難しいですよね・・・

人手不足で忙しい

介護職は、正直なところ人手不足です。

訪問介護員に至っては、83.5%もの人が、人手が足りていないと感じている始末です。

しかし、先ほども申し上げた通り、就職したいと思う人が少なく、人手不足が解消されません

その上、日本は超高齢化社会ですので、介護が必要となる人は、これからも増加していきます。

ポンポル

成り手はいないが、介護が必要とする人は増えていく、待機児童問題に変わる、待機介護が加速しそうですね・・・。

人手不足に陥ると、次に紹介する労働環境が悪いということに繋がります。

労働条件・労働環境が悪い

人手不足である介護職は、一人当たりの業務量が多く、心身ともに負担が大きいです。

介護職は、肉体労働でありながら、被介護者のことを一番に考える必要があり、精神的にも疲労のかかる職業です。

そのため、せっかくの休日も体を休ませる以外にできることがない場合もあります。

また、利用者以外にも利用者の方の家族や医療関係者とのコミュニケーションが多く、苦手な人や相性の悪い人がいる場合も我慢して業務に従事しなければなりません。

労働条件や労働環境の厳しさから、介護職はやめとけと言われることが多いといえるでしょう。

ポンポル

仕事が多くなるとストレスが溜まってきますから・・・

仕事量と給料が見合っていない

公益財団法人の調査によれば、女性の割合が比較的大きい介護職の平均年収は、日本人の平均年収と比較すると低水準といえます。

しかし、介護職は人材不足であるために一人当たりの業務量が多いうえ、人との関わりも多く精神的に疲弊しやすい職種です。

そのため、多量の仕事をこなしている介護職に対し、見合った給料とは言えないでしょう。

ポンポル

給料が低いという問題は、介護業界のみの問題ではなく、日本全体の問題ですので、改善してほしいものですね。

人手不足であるために仕事量が多くなり、結果として職場環境が悪くなり、給料も見合っていない点が、介護職がやめとけ、といわれる理由といえるでしょう。

介護職で働くメリットも存在する

介護職で働くメリットについては、以下のとおりです。

  • 未経験から採用されやすい
  • 年齢や学歴を不問とする介護施設が多い
  • 資格を取得するとキャリアアップできる
  • 人に感謝される・やりがいを感じられる

それぞれ詳しく解説します。

未経験から採用されやすい

【挿入画像】有効求人倍率

画像引用:令和4年版 厚生労働省 厚生労働白書-社会保障を支える人材の確保ー 図表1‐2‐39 有効求人倍率

介護関係職の有効求人倍率は、基準値である1を大きく上回る数値の3.64であり、非常に高いです。

有効求人倍率:求職者一人に対して何件の求人があるかを示す数値

有効求人倍率は、高いほど人手不足であることを示しており、介護業界は多くの人材を必要としていることがわかります。

そのため、介護業界に未経験から参入したいと考えている方も、比較的採用される可能性が高いといえるでしょう。

ポンポル

人手不足で猫の手も借りたい状況だということですね!

未経験から介護業界への転職方法については、以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

年齢や学歴を不問とする介護施設が多い

引用元:Indeed

実際の介護職の求人を確認すると、未経験OKや学歴不問をしている求人が複数件見られます。

筆者は、医療・介護福祉業界の社内SEとして従事しておりますが、周りに人事の方がおり、実際に未経験者を採用しているケースがよく見られます

お昼休憩の際に、採用について話を聞いてみると、どの施設も人材が足りておらず管理者が未経験でもよいからはやく人材を補充してほしいと考えていることが多いようです。

そのため、学歴フィルターや経験者のみしか採用しない業界とは異なり、多くの方が挑戦できる点は大きなメリットといえるでしょう。

ポンポル

筆者の知り合いに、80歳を超えた介護職員がいます。僕よりお元気・・・

資格を取得するとキャリアアップできる

多くの介護施設では、資格取得により毎月の給与が上昇したり、祝い金が出される仕組みを導入しています。

資格をとると、手当が1万円としても年間で見ると、年収が12万円も上がるためモチベーションを維持するために重要な取り組みといえます。

また、施設にもよりますが、資格取得支援制度を設けていることもあり、参考書や試験にかかる費用を負担してら得るため、資格が取得しやすい点もメリットとなるでしょう。

ポンポル

働きながら取得することは、大変そうですが、それに見合った給料UPとはいえるでしょう!

資格の取得がキャリアップにつながるわけですから、実力でキャリアをつかみ取れるということです。

人に感謝される・やりがいを感じられる

介護職は、自身での生活が困難な高齢者に寄り添い、日常生活の支援をおこなう職種です。

他の職業も、社会全体でみれば人の助けになる仕事ですが、直接助けになるというより、間接的なことが多いです。

しかし、介護職は直接人を助ける仕事の1つですので、利用者や利用者の家族から直接感謝をされることも少なくありません。

インターネットが普及し、相手から直接「ありがとう」と感謝されることが、減少傾向にある現代社会において、やりがいを感じられるでしょう。

ポンポル

SNS等で感謝されても、悪い気はしませんが・・・という感じです。

介護職で働く方の体験談を見てみよう!

実際に介護職で働いているであろう方々の体験談をX(旧Twitter)から選出しました。

介護職への転職を検討している方は、働く方たちの意見を参考に自身が介護職で働く姿をイメージしてみてください。

職場環境と人間関係が悪い

引用元:X

子どもの体調不良で帰らないといけない状況ですが、職場内での雰囲気が重いということもあるようです。

お局さんとしても、人手不足の職場で1人抜けるということが、どういうことかと考えると、お気持ちを察することもできます。

人手不足で仕事量過多というのは、職場環境を悪くする可能性がありそうですね。

ポンポル

目の前でため息か、帰ってからため息か、どちらがいいかは、人それぞれですが・・・

業務内容が給料に見合っていない

引用元:X

仕事量と給料が見合っていないという意見です。

先ほども述べましたが、女性が多数の業界で、女性の平均年収と比較すると高い方ではあります。

しかし、この現代において、女性も男性もありません。

この問題は、介護業界の問題というより、日本全体の問題といえそうです。

ポンポル

数値やデータだけで判断は難しい部分がありますので、参考程度にみてくださいね!

将来性のある職種

引用元:X

将来性はあるという意見です。

将来性に関しては、超高齢化社会の現代において、あるといえるでしょう。

ロボットに介護してもらうというのには、抵抗がある方も多いでしょうし、それぞれ違う人の体と要望に応えることができるロボットは難しいです。

ロボットというのは、ある一定のことをすることに適しており、臨機応変な動きというのには限界があります。

ロボットでは、超えることのできない人間の壁というものが、そこにあるのでしょう。

ポンポル

人には、理性や感性、悟性がありますが、ロボットは、理性のみですから。

介護職に向いている人の特徴

介護職に向いている人の特徴については、以下のとおりです。

  • 人とのコミュニケーションに抵抗のない人
  • 気配りができる人
  • オン・オフの切り替えが上手な人
  • 夜勤や土日・祝日の出勤に抵抗のない人

それぞれ詳しく解説します。

人とのコミュニケーションに抵抗のない人

【挿入画像】介護職 コミュニケーション

介護職は、利用者やそのご家族とのコミュニケーションが必要不可欠な仕事です。

利用者の要望に沿えるような仕事をするためには、常に意見を聞いておくのが一番です。

また、職場環境に関しても、人間関係をよくしておくためには、コミュニケーションは必須になります。

いつも話さない、輪に入ろうとしない・入れない人がいると、環境が悪くなるのは必至でしょう。

自分の立場にもよりますが、職場環境をよくするためには、自身の行動も一つのカギになるといえます。

ポンポル

そもそも、コミュニケーションが苦手な人は、するべき仕事ではないですね。

気配りができる人

利用者のなかには、自身の意見を言えない人もいます。

性格の問題ですので、責められるものではなく、受け入れている側がどう接するかが重要です。

利用者の気持ちを察するためには、気配りができるというのは、必須のスキルといえます。

また、人手不足の介護業界では、一人の従業員が業務量が多くなりすぎていないかについて、一人一人が配慮する必要があります。

よりよい職場環境を築くためにも、介護職では気配りスキルが重要といえるでしょう。

ポンポル

気配りのスキルは、職場環境をよくするためにも利用できますね!

オン・オフの切り替えが上手な人

介護職は、非常に仕事量が多い職業ですので、ストレスが溜まりやすいです。

しかし、ストレスを利用者や職場の仲間にぶつけてしまうことは、絶対に合ってはいけないことです。

そのため、リフレッシュする方法を自身で見つけ、オン・オフの切り替えがうまくおこなえる必要があるでしょう。

適度にストレスを発散し、仕事中に爆発させないようにできる人は、介護職に向いているといえるでしょう。

ポンポル

仕事に緊急事態以外の私情を持ち込まないのは当たり前のことですが、介護職だととくに、求められます。

夜勤や土日・祝日の出勤に抵抗のない人

当然のことながら、介護職は人の介護をするわけですから、夜間や土日・祝日にも仕事をする必要があります。

そのため、夜勤や土日・祝日でも出勤できる人でないと厳しい部分があります。

日勤や平日のみでも希望すれば働くことは可能ですが、夜勤や土日・祝日も働くことができる人の方が、待遇はよいでしょう。

ポンポル

24時間365日空いている店でバイトをしていたことがありますが、夜勤や連休・正月などに働ける人は重宝されていました!

時間に関係なく、働くことができる人が向いているといえるでしょう。

介護職に向いていない人の特徴

逆に、介護職に向いていない人の特徴は以下のとおりです。

  • 自身のペースで働きたい人
  • 体力に自信のない人
  • がさつかつ潔癖症の人

それぞれ詳しく解説します。

自身のペースで働きたい人

【挿入】向いていない

介護職は、利用者のペースに合わせる必要がある仕事です。

AIやロボットに置き換えることができない職種のため、臨機応変な対応が、非常に重要な仕事であり、1つ間違えると、大惨事になりかねません。

そのため、自身のペースで働きたい人には、向いていないといえるでしょう。

また、基本的に介護は協力プレーですので、人に合わせることができない人は、周りの意見を受け入れられず自身のみで行動したいと考えている方も不向きになります。

ポンポル

正しい動きで、介護をすることが肝心ですね!

体力に自信のない人

介護は、肉体労働かつ仕事量過多ですので、体力がないと仕事に支障が出る可能性があり、適切な介護ができなくなる可能性もあります。

また、夜勤や休日出勤も求められる職種のため、体調管理も適切におこなえる必要があるでしょう。

体力に自信がないが、介護職に就きたいと思うならば、まずは、体力をつけることをおすすめします。

ポンポル

筆者は体力が年齢とともに落ちていると感じたので、ジムに通ってます(笑)

がさつかつ潔癖症の人

介護は、人の体に関わる非常に大切な仕事です。そのため、がさつな人だと、最悪の場合予期せぬ事故を起こしかねません。

丁寧かつ責任感を持って仕事ができる人でないと、利用者の方に事故が発生する可能性が高いため、介護職にはならない方がよいでしょう。

また、介護ですから入浴や排泄などがあります。潔癖症の人だと、ストレスにしかならないでしょうから、人がやりたくないと思うような業務でも積極的に取り組める方が向いています。

ポンポル

自ら苦手なところに飛び込んでいって、迷惑をかけるだけですから・・・

良好な介護施設へ転職するために求人を探す際のポイント

良好な介護施設へ転職するためには、次のポイントを意識して求人を探してみてください。

  • 常に同じ求人を出している施設は離職率が高い傾向にある
  • 求人の募集要項が不明瞭な施設は避ける
  • 良好な介護施設への転職は転職エージェントがおすすめ

それぞれ詳しく解説します。

常に同じ求人を出している施設は離職率が高い傾向にある

【挿入画像】ポイント

常に同じ求人ができている場合は、人手が足りていないことがわかります。

ブラック企業の特徴とよく似ており、離職者が多く常に求人を掲載し、人材の入れ替わりが激しいことが考えられるでしょう。

ただし、介護職自体が人手不足ではありますので、求人を出し続ける必要はあるため、一概に離職率が高いとはいえません。

しかし、離職率が高い可能性は高いですので、怪しいなと思ったら、同時に離職率も調べることをおすすめします。

ポンポル

離職率の高さは、職場環境の悪さを表すことが多いです・・・

求人の募集要項が不明瞭な施設は避ける

募集要項が、不明瞭な施設も要注意が必要です。

募集要項な不明瞭な施設だと、自身が希望する勤務条件の可能性もあり、良好な介護施設かの判断ができません。

とくに、変な条件でなければ、募集要項は明確に記載するはずです。

ポンポル

そもそも、よくわからない募集要項に連絡しようとは思いませんね

良好な介護施設への転職は転職エージェントがおすすめ

良好な介護施設への転職は、転職エージェントの利用もおすすめです。

転職エージェントは、介護に特化したものを利用すれば、介護業界に精通したキャリアアドバイザーが、施設の雰囲気や勤務状況など実態を教えてくれます

自身が希望する条件やスキルレベルをもとに、最適な求人を提案してもらえるため、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながるでしょう。

そのため、自身で良好な介護施設へ探せるか不安な方は、転職エージェントの利用を検討してみてください。

良好な介護施設へ転職するためにおすすめの転職エージェント

良好な介護施設へ転職するためにおすすめの転職エージェントについて紹介します。

スクロールできます
転職エージェント特徴公開求人数非公開求人数

リスジョブ介護
さまざまな雇用形態に対応
まとめて相談・登録ができる
年中無休、24時間受付
109,169件不明

マイナビ介護職
転職相談会を開催
信頼あるマイナビの実績
入社後までサポート
67,439件不明

レバウェル介護(旧きらケア)
未経験でも問題ない
面接に同行してくれる
好条件の求人も多い
不明不明

MC介護のお仕事
職業見学ができる
医師が立ち上げた会社で現場に詳しい
単発バイトの求人も存在
12,000件以上不明
※2023/11/14現在

リスジョブ介護

リスジョブ介護は、ライフワンズメディアが運営する転職エージェントです。

リスジョブの特徴は、他の転職エージェントにまとめて登録することができる点にあります。

簡単に言うと、転職エージェントを紹介する転職エージェントということです。

そのため、雇用形態も様々で求人数もとても多くなっている特徴があります。

転職エージェントは種類が多いため悩む場合は、自分に合った転職エージェントが見つかる可能性が高いためおすすめです。

マイナビ介護職

マイナビ介護職は、マイナビが運営する介護・福祉に特化した転職エージェントです。

50年の実績誇るマイナビが運営しているわけですから、信頼と実績は間違いないでしょう。

また、全国17会場で転職相談会も開催しており、転職に関する悩みに手厚くサポートしてくれます。

入社前や入社後までサポートしてくれます。

レバウェル介護(旧きらケア)

レバウェル介護は、レバレジーズメディカルケアが運営する、転職エージェントです。

月給33万円以上の求人も多数存在します。

良い情報以外も教えてもらうことができ、多角的に判断することができます。

また、面接同行などもしてくれるため、面接に不安のある方におすすめです。

MC介護のお仕事

MC介護のお仕事は、メディカルコンシェルジュが運営している転職エージェントです。

MC介護のお仕事では、転職エージェントが介護の資格を有しています。

そのため、介護業界のノウハウや各介護施設との信頼関係は高いです。

また、単発の仕事も紹介してくれますので、自分に合った働き方も実現でき、ワークスタイルを見つけていきたい方におすすめです。

自身に適した良好な職場で介護職として働こう!

  • 介護職は、人手不足で仕事量過多なのでやめとけといわれることがある
  • 未経験や年齢に関係なく働くことができる
  • 人のことを考えることができる人に向いている
  • マイペースに働きたい人には向いていない
  • 良好な施設を見つけることが介護職として働くためには重要

今後高齢化の進行が加速する日本において、必要不可欠な介護職において、人手不足が深刻な問題です。

成り手不足もあり、解決の見通しが立っていない状況ではありますが、未経験や無資格でも問題なく働くことができます。

さらには、資格取得することでキャリアップにつながるだけでなく、働きながら資格を取得する制度も整っています。

より長く働き続けるためには良好な施設で働くことが重要なため、自身で見つけるのが難しいと感じる場合は、転職エージェントの活用を検討してみてください。

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